TTM対話録#11
3人の私と情報過剰社会とTHIRD EYEと。


瞑想家 佐々木依里

2025.03.14
TTM対話録#11<br>3人の私と情報過剰社会とTHIRD EYEと。</p><br>瞑想家 佐々木依里

とある日常の些細な出来事をきっかけに最近THIRD EYEがジリジリし始めてきたというディレクター武笠綾子と、幼少の頃より基本ジリジリしているという瞑想家佐々木依里との対話録をお届けします。

武笠: まず、感覚的なところからの話になるんですが、3人の私がいるなって思っていて。
1人のクリエーションを通して表現する私。1人の女性という肉体を持っている私。1人の母親としての私。
この3つが1日の中で切り替わっていると思ってて。
そして、それらを肉体を持たない意識だけのもう1人の私が見ている。意識だけのもう1人の私というのも最近キーワードが入ってきていて、現実世界に入りすぎると、目の前のことでもう1人の私を私は完全に忘れているんです。
そんなところから、3つの私( i )とTHIRD EYEをかけて今回のテーマにしました。
なので、サードアイについて依里さんに話を聞いてみたいですね。

依里:まず、3ってバランスいいんですよね。三位一体みたいにバランスが取れるからね。
ボディー・マインド・スピリットとかも3ですよね。2つだと循環できて3つだと安定してバランスが取れるっていうのが生まれてくる。武笠さんが言った3つの私、クリエーション・肉体・母親っていうバランスは安定を生むからすごくいいなと思った。 

最近の私の3でいうと、まず現実に見える物質。次に元素のO2とかCとかの見えない物質だったり見えなくても確実に作用している物質、スピリチュアルで言うとプラーナとかオージャスとか光とかエネルギーがそれにあたります。もう1つは、もう完全にエネルギーでわからない物質。見えない波動とかその領域を感じることが量子力学とかスピリチュアルとか波動の法則とかを解明していくときにすごいキーワードになっているなと思っていて。それをうまく説明して何かこの世の摂理みたいなのが紐解かれようとしているなって感じているんだよね。

この3つが私の中では武笠さんと同じ3つかも。 武笠語にすると見える物質の洋服・見えるか見えないかギリギリの落とし込もうとしている波動・感じるだけのエネルギー。これらがいろんな側面から武笠さんっていうものを形成しているなっていうふうに私は今の話を聞いていて解釈したよ。

瞑想は何をしているかというと、見えない物質と見えない世界を調整することによって見える世界を変えている。見える物質っていうのは結果でしかなくて体の結果を何か感じてから瞑想に効果ありましたと言うけど、実は私が作用していると思っているのは見えない物質ともっと感じているだけの波動とかエネルギーの部分。
今回、『感覚のカケラ』として作ったステッカーでいうと、外側の緑の部分だったり青い部分だったり星になっている部分。見える部分とか洋服っていうのは、あくまでもそれが物質化されたものだよねっていう話を表現しているんだよね。 

武笠:気になったきっかけが、2024年の土星が近くなる時期があったんですが、その時にiPhoneに入れていた土星の画像を見て、息子が「こっちを見てる!怖い、目だ。」って言ったんです。土星が目に見える錯覚とTHIRD EYEというのも面白いな、と思って。子供って自分には見えない感覚を持っていて面白いなと思ったんですよね。
あとは、最近意識してたくさん太陽の光を浴びるようにしているんです。顔に浴びて丹田で呼吸すると寝る前に頭の裏がジリジリってなって、このまぶたの裏にもなって…。だけどそれが心地よかったりするんですよね。


依里:息子が怖いと言った話だけど。最近、子供としていろんなものを見たりとかして、この地球に住むにあたって知恵とかいろんなものもついてきて、考えたり、表現したり、自分の中で通過させていくっていう部分もあるんだろうなと思う。スピリチュアル界隈の人が言うところのそういう人たちってスターシードとか言われてて。もう完全に宇宙から来てて、宇宙の記憶とか何か交信とか繋げるために一役買ってる人だよね。


武笠:スピリチュアル的によくスターシード、インディゴチルドレンとかそういうことですよね。最近増えてるって聞いたけど本当?


依里:インディゴは一定数いるから。マイケル・ジャクソンとかもインディゴなんだけどちょっと生まれるのが早かったりとか、私のお姉ちゃんは世代的にぴったりなんだけどアースエンジェルだったりとか、ヒーラー的に生まれてきたりとか。
役目があるかどうかっていうのを生まれてきて決めるっていうこともできる。どちらかというと、使命を持って生まれたんだって言うので選ばれし者っていうふうに解釈している人もいるんだけど、私は逆で11歳ぐらいのときに天に向かって宣言しているんだよね。
「私は宇宙に奉仕します。 私は魂を学びに使います。宇宙の伝達、宇宙の学びに捧げます。」っていうふうに誓っている。
何歳で何か認められるとかそんなものは無くて、自分が認めれば良いよね。こういうことが特別なことじゃなくて、全員「自分がやります」って言えばいいのかもしれない。
どのくらいそれを全うするのにエゴを抜けるかが大切だよね。自分のエゴっていうのは別に自分の欲を満たすためにあるわけじゃなくて、この世界で自分の魂を発揮するためにわざわざ、振り子のように振り回してくれるもの。揺さぶって自分を純粋性に近づけてくれるものだから、「エゴがあの人強いよね」っていう使い方はちょっと間違っていると思っていて。エゴっていうものにどれだけ気付けて自分が認識できて、それから自分自身を見つめられるかっていうものに使っていくっていう方法が正しいかなと思ってる。

そして太陽の話。太陽は宇宙の欠片で私達のこの地球っていう存在も太陽系の惑星でしかないし、同じ一つのミッションを共有している惑星の一つだよね。  人間が1日1日をリセットしたり、活力とか植物とか飲み物が温かいのとかも全部太陽の熱を溜めてガスにして利用してる。そもそも太陽のエネルギーがないと何も生まれないよね。人間が普通に生きていたら体内時計は平気で26時間とか25時間ぐらいで狂っていくし。毎朝太陽を見ることで24時間にリセットされているから。
メラトニンとかホルモンとかのリセットにもすごく大事。松果体も太陽のエネルギーでもリセットされたり生成されたりビタミンDが作られたりとか、体内の中でもすごい太陽の光で目からもしっかり入って、その1日の人間の体のシステムを作っているからすごい大事だなって思うよ。
さっきジリジリするって言っていたけど私からすればむしろ「今までしなかったの?!」っていう感じ(笑)。武笠さん最近、いい感じってことなんじゃないかな。


武笠:そう。意識したら。痙攣してジリジリして。


依里:私は基本してます(笑)。やっぱりエネルギーが生まれたり、血が通うとかホルモンが生成されると出てくる感覚の一つだからすごいいいと思う。


武笠:太陽を見てジリジリ感じるのは大事ということですね。


依里:身体の恥ずかしいところとかにいっぱい当てるといいらしいよ。


武笠:すごい幸福度が上がるらしいですよね。


依里:普段当てないところだからこそよりジリジリを感じるし、すごくいいと思います。デリケートでセンシティブな場所だから、早いよね。そして感じるってことがわかりやすい。自分の感覚をどんどん研ぎ澄ませていくことだから、いいんじゃないかな。 


依里:あともう一つ、情報過多みたいな話しがすごくTHIRD EYEっぽい話で。
THIRD EYEって見ることもそうなんだけど、キーワードとしては光と目と情報なんだよね。その情報っていうのは、記憶するとか、イメージするとか、推測するとか、感じ取るとか、察するとか、いろんなその情報の能力としてはある。今のスマホ世代はサードアイが開きやすいよね。情報を鵜呑みにしてしまったり、自分で考えなくてもどんどん入ってきちゃう開きすぎの状態が続いてるって言われてる。逆に閉じるとか見ないで自分の内側に入っていくっていう作業が大切で、ちゃんと開閉する力が必要。その力を使ってないと意味がないよなっていう感覚はあるよね。  


武笠:私の認識だとTHIRD EYEって基本閉まっていて、どうにか開きたいって思っていたんですけど、みんな開いているの?


依里:そうだね、それは情報が多すぎてっていうこともあると思う。ゲームとかインターネットとかは覚醒しやすいね。他のチャクラのバランスがよければ良いと思うんだけど。例えば、ベースチャクラのバランスがいいとか。ベースは生きる力、自然と関わる力とか、自然と戯れられる力があれば情報が入ってもこれは違うだろうと判断できる。あと2番のチャクラがしっかりしていてクリエイション出来ていれば、私だったらこう考えるのにとか自分の力で何かその情報をちゃんと咀嚼できたりする。
恐らく、他のチャクラも滞っているからバランスが悪くなって、閉じることもできなくなっちゃうみたいな感じもあるかな。 開いてればいいってものではないかなと思いますよ。
私がいつもこれは口を酸っぱく言っていることなんだけど、「知ってる・できる・使いこなせる」ってとても大切だと思う。知ってるようになったらできるようになって、できるようになったらそれをちゃんと使いこなせなきゃいけないよね。ということで武笠さんもこの調子でTHIRD EYEをどんどん使いこなしていきましょう。

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