A to Z COLUMN   by aynoma 


H「 Higher self



THINGS THAT MATTERのライティング・パートナーである淡の間(あわいのま)が、ブランドの世界観との親和性を構築するキーワードをAからZまで毎月ひとつずつ紐解くコラム。

今月のテーマは、H「Higher self」。



「ハイヤーセルフって、結局なに?」
そう聞かれたら、私はこう答えます。

それは、あなたの内側にいるいちばんぶれないあなた自身のことであり、枯れることのない愛の源流。

高次元の自分、潜在意識、魂の存在。
呼び方はいろいろあるけれど、どれも間違いではありません。

ただひとつ言えるのは、ハイヤーセルフはいつもあなたの視点よりほんの少し高い場所から、今とこれからの未来を同時に見渡しながら静かにあなたを導いている存在だということ。

どんなあなたのことも条件なしで愛しているということです。


「ハイヤーセルフ」という言葉が難しければ、
別の呼び方でも構いません。
名前なんて正直なんでもいいのです。
決まった形はありません。

私たちは何かを失うことにはとても敏感なのに、何かを得たり、与えてもらうことには特別な幸せを感じがちです。

失うことでしか得られないものもあります。

エネルギーの視点で見ると、世界はただ「動いているか」「止まっているか」、それだけの違いだったりします。

それでも私たちは怖がります。

失敗を恐れたり、起こってもいない未来を心配したり、人にどう見られるかを気にしたり、

本当は自分の選択なのに誰かに委ねてしまったり。

成長の入り口に立っているのに、成長を導くために起こりうる出来事そのものを怖がってしまうこともあります。

あなたが「怖い」と感じるその瞬間、ハイヤーセルフは一番あなたの近くにいます。

「大丈夫ですよ」といつもより少し大きな声で伝えようとしています。

たとえあなたがその声を受け取れなくても。

「理由はわからないけど怖い」
そう感じるとき、それはハイヤーセルフが
「それが本当です」と教えてくれているサイン、そう捉えてもいいのかもしれません。

あるいは、「わかっているけど、怖い」と感じるとき。その“わかっている側”の静かな声こそがハイヤーセルフだと思ってみてください。

また、こんなときもあります。

迷いなく物事が決まるとき。
不思議な巡り合わせで人や出来事と引き合わされるとき。
確信はないのに、「これだ」と感じる瞬間。
あとから少し時間が経って、
「ああ、やっぱりそうだった」と
答え合わせができることもありますよね。
それもまたハイヤーセルフからのメッセージです。

なんとなく好き。
理由はないけど嫌。
これ、すでに昔から知ってる気がする。
その感覚も全部、ハイヤーセルフの気配。

占いを受けるときも実は同じことが起きています。対峙している誰かに答えを求めているようで、ハイヤーセルフの方のあなたがすでに知っている答えを確かめにいっているだけなのです。

「私が感じていることは間違っていませんよね?」その確認のために。

ハイヤーセルフとAIは似ている、そう言われることもあります。

感情とは少し距離を置いて物事を見たり、潜在意識の海から情報を引き上げたりするところは確かに似ているかもしれません。

けれども決定的に違うところがあります。
AIはあなたの外側にいる存在であなたと分離していて、あなたのすべてを知っているわけではありません。一方、ハイヤーセルフはあなたの内側にいます。常にあなたと一体で、これまで生きて来たあなたのすべてを知っています。

はるか昔から、そしてこれからの未来もずっと、変わらずあなたを愛し続けている存在です。


あなたが自分の未来を信じたい、そして自分自身を丸ごと愛したいと思っていることを誰よりも深く理解し、その過程を静かに見守っています。


とはいえ、あなたはハイヤーセルフのことを忘れてもいいし、忘れなくてもいい。

思い出しても思い出さなくてもいい。
ハイヤーセルフはあなたに対して何も求めることはない、それが愛だと分かっているからです。


それでももし“ハイヤーセルフの方のあなた”の声に少し歩み寄ってそのサインを受け取ろうとするなら、きっと素敵な奇跡が起こる。
そのときあなたは、愛はずっとすぐそこにあったとはっきりわかるでしょう。

ABOUT US

OUR STORY

生きることは息をすること。噛んだり浸したり目を細めたりしびれたりすること。ただそこに在るだけの自分の感覚を愛おしいと思えたら、還って、ただ還って、光みたいに透明になれる。

季節の色や手触りは、瞬きした途端しなやかにうつろう。その変化に頬を撫でられているようだと思う。気づいていないだけで、もしかしたらわたしたちも毎秒生まれ変わっているのかもしれない。

閃いたと思ったら甘い余韻を残して消えていく、それを追いかけていった先に何があるのだろう? そして、その“感覚のカケラ”に触れ、纏うあなたは何を感じるのだろう? 知りたいという願いは、涙が出る寸前の喉の痛みに似ている。

今この瞬間も、見つけてもらえることを願って切なく吐息を震わせているほんとうのあなたへ。この宇宙のどこかで、いつか出会える日を願って。


OUR BELIEF

“わたし” はなにを求めているのだろう──

混沌としたこの世界で大切にしなければならないのは、本当は、その問いであるはず。自分を静かに見つめてはじめて、感情は豊かに色づく。そして体の感覚がゆっくりと呼び覚まされ、空の色、空気のにおいのわずかな変化も心に響くようになる。わたしも、ともに社会に生きる人も、動物も草も海も森も、宇宙の一部。この星を巡るすべての ものと愛を通じて一体となることは、感謝に満ち溢れたとほうもなく美しい体験だ。

そこに在る何かを感じて自分の内側を見つめる、そのきっかけを多くの人に届けられたら。生きるということはあまりにも深く、あまりにも複雑な冒険だから、一緒に答えを見つけていきたい。一人ひとりの魂が満たされて、よどみなく流れる水のように循環していくとき、社会も自然も、きっとあるべき姿に戻っていくと、わたしたちはそう強く信じています。


MATTER

混沌としたこの世界で今、わたしたちが大切にしなければならないものとは何か。一人ひとりが、社会が、自然が、元のあるべき姿にゆっくりと戻っていくために。ディレクターが気になっていること、学びたいこと、深掘りしたいこと=MATTER。

お客様と共に学び・感じ・考えるきっかけとなるようなコンテンツ(記事・インタビュー)を、WEB限定のオリジナルコンテンツとしてお届けしています。