SENSE
18_
MICROCOSMOS
SENSE 18_MICROCOSMOS
子供のころ「宇宙」は、遥か遠くにあって、月や星々はジャンプすればどうにか手が届きそうな気がしていたけれど、
大人になって知ったのは、
私たちが知っている宇宙はほんのわずかなことで、それはたったの5%だとか、今この瞬間も宇宙は拡張し続けているとか…
子供のころ「わたし」は、生まれたときからこの名前で、この身体こそがわたしであって、わたしであることになんの疑いもなかったけれど、
大人になって知ったのは、
人間の細胞は絶えず生まれ変わっているとか、身体が無くなっても魂というのがあってそれこそがわたしだとか…
「宇宙」と「わたし」、
どちらも謎深く、宇宙とわたしを眺めているところのこのわたしとは一体何なのか。
それすらもよく分からないということが分かったけれど、
そのどちらもが深く深く繋がっているということが感覚的にはとてもよく分かる、ということは一体どういうことなのでしょうか。
そしてそのことをとても愛おしくさえ思えている “それ”とはそもそも何なのでしょうか。
「分からないわたし」なのか、はたまた、「分からない宇宙」なのか…
その境界は、思っているよりずっと曖昧なのかもしれません。